日時:2023年4月2日(日)11:00-14:00
第6期生(51名)の「入学を祝う会」をオンラインで開催しました。 一堂に会せずとも、一人ひとりの自己紹介をしっかりと聴くことができ、新たな出会いに心が弾みました。
式次第
冒頭、当財団のイベント(交流活動)について説明しました。先輩(第3・4期生)の話や活動の様子を通じ、奨学金支援のみにとどまらず、成長やつながりを真剣に応援する財団であることが伝わりました。第6期生も期待に胸が膨らんだようです。
オンラインパーティでは、皆で同じランチ(※1)を食べながら、自己紹介しました。 高校生活はもちろん、学校以外でも取り組みたいことを発表し合い、お互いによい刺激を受けました。
<ここから>理事長・池森賢二の講話では、自身の生い立ちの回顧とともに激励の言葉がありました。
「幼少期に事故で父親を亡くした。母親は女手一つで5人の子供たちを育てた。教科書代も払えない貧しい日々を送ったが、持ち前の前向きな性格で苦難を乗り越えた」。
「中学校卒業と同時に住み込みでパン職人として働き、柔道にも明け暮れた。その後サラリーマン生活を経て起業家の道を歩むも、会社の倒産や借金など決して順風満帆な道のりではなかった」。
「『不の解消』。それがビジネスになる。不安を安心に、不快を快適に、不満を満足に、不便を便利に。皆さんも将来、独立して事業を起こすような人になってほしい」。
「今後、人生で嬉しいサービスを受けた時、素直に御礼を言おう。相手は『ありがとう!』と労ってもらえることが励みになる。良い循環が生まれ、素晴らしい世の中になる」。(※2)
(※2)ファンケル社内に掲示されている「日めくりカレンダー 池森賢二のことば」。 企業文化・風土の礎となっている。
入学祝いのプレゼントは、池森賢二の著書(※3)と電子手帳(※4)。
(※3)池森賢二の激動の人生を連載した『私の履歴書』(2019年11月に日本経済新聞連載の全29回)を纏めた冊子(非売品)
池森賢二の人物像を知ってほしいという思いを込めた。
(※4)電子手帳(カシオXD-SX4820WE)
いつでもどこでも第6期生を助ける相棒。
再会できる日を楽しみに、皆で“手をつないで”集合写真を撮って閉会しました。(※5)
(※5)集合写真
*奨学生の感想より
・今日をきっかけに高校生活を頑張ろうと思った。
・電子辞書、さっそく活用させてもらっています!
・ランチボックスは初めて食べるものばかりで大人になった気分!
・沢山の仲間、頼れる先輩、そして優しい先生方がいることを認識した。とても心強い!
・理事長の熱い想いや配慮に触れ、喜びとともに身が引き締まる思いがした。
・今後もイベントが楽しみ♪
・『御礼』の話が心に響いた。相手の気持ちに立ってものを考えられる高校生になりたい。