日時:2022年3月13日(日)11:00-14:30
第2期生の「卒業を祝う会」を開催しました。
厳しいコロナ禍でも、明日を見据えてしっかり歩んだ第2期生。
一堂に会せずとも、オンラインの利点を活かし、一人ひとりの門出を祝いました。
離れていても 心が通じ合う感動的な会となりました。
式次第
オンラインパーティでは、皆で同じランチ(※1)を食べながら、奨学生・保護者が一言ずつ挨拶しました。奨学生が『卒業後もイベントに参加したい!』と口を揃えて言っていた姿を嬉しく思い、今後のつながりがより楽しみになりました。
最後は理事長・池森賢二の講話でした。
「皆さんの成長した姿と感謝の言葉を聞いて感動した。奇跡の出会いを大切にしてほしい。今後は後輩達のことも応援してほしい」。
「これから生きる上で4つの言葉を贈りたい。『相手の態度は自分の心を映し出す鏡である』。 『人間の大きさは自分と違う考えをもつ人をどこまで受け入れられるかによる』。 『現在は過去の結果。未来は現在の結果』。 『サービスを受ける側でも御礼を言おう』」。(※2)
「その業界の常識を変えるのは異業種からの参入者。常識を疑い、その壁を破ったからこそイノベーションが生まれ、ファンケルは誕生した。将来起業して世直しに貢献する卒業生が出てほしい」と大きな期待を込めました。
(※2)ファンケル社内に掲示されている「日めくりカレンダー 池森賢二のことば」。 企業文化・風土の礎となっている。
卒業祝い品として、池森賢二の著書(※3)と卒業記念ボールペンを贈りました。(※4)
(※3)池森賢二著「優しさと感動のこだま」(講談社)。
池森の人生に大きな影響を与えた人との出会いの実話集。奇跡の出会いを大切に、助け合い、励まし合えるつながりをもってほしいという思いを込めた。
(※4)卒業記念ボールペン
奨学生であった証、未来に続く同士の証。
再会を楽しみに、皆で“手をつないで”集合写真を撮って閉会しました。(※5)
(※5)集合写真
*2期生および保護者の感想より
■奨学生
・サマーキャンプが一番の思い出。人見知りの私でもすぐに友達ができ自信を持てた!
・同学年の頑張る姿・近況報告に刺激を受け、受験勉強も頑張ることができた。
・横のつながりだけでなく縦のつながりがあることがすごいと思った。
・友達に会えず、受験勉強で疲れていた時、オンラインツアーで心身共にリラックスできた。
・参加できなかったイベントがあったのは心残り。
・コロナ禍でもできるイベントのプランナーになりたい!
・将来恩返しできる大人になりたい。
・卒業後も2期生であることは変わらない。今後も近況報告等していきたい。
・ひとり親家庭をネガティブに捉えるのではなくポジティブに捉えて頑張りたい!
■保護者
・この素晴らしい縁が今後の人生に沢山生きると思う。
・同じような環境で育つ仲間から刺激を受け、切磋琢磨できた。
・奨学金支援だけでなく、多くの思い出や貴重な学びの機会をもらった。
・高校行事が中止になる中、交流の機会をもらい、人間が大きくなった。
・美味しいお食事にお祝い品。自分だけでは与えられない優しさをもらった。
・財団のように子供を温かく見守る大人になってほしい。